フリーランス向けの求人サイトを見ると、Kotlinエンジニアの案件は増えていることがわかります。名だたるエンジニア向けエージェントにも多数の案件が登録されている現状です。
ただし、高待遇の案件の場合、即戦力として高い成果が期待されているので、Kotlinエンジニアとしてのスキルや経験も問われるだろうことは想像できます。したがって、Kotlinを習得したてで何の開発経験もないのに、条件の良い案件を獲得できるとまでは期待しない方がよいでしょう。しかし、最初は社内常駐の案件で経験を積んでいけば、リモートワークでも働けるようになるはずです。
ところで、案件数が増加傾向にあるKotlinですが、具体的にどんな案件が多いのでしょうか。Google公認のアプリ開発言語だけに、Android用アプリ開発の案件が多いのが特徴です。
また、まったく新しくアプリを開発するだけでなく、古いアプリをKotlinで改良するような案件も目立ちます。KotlinはJavaとの置き換えが可能なので、Javaで作ったアプリのバグや不具合を修復し、より使いやすいアプリにするためのエンジニアの募集です。したがって、Javaのスキルがある方が、Kotlinの案件もより獲得しやすくなると言えるでしょう。
アプリ開発の案件で実績を積むと、もっと上級の案件も狙えるようになります。サーバーサイド案件も最近は増えつつあるなど、注目されている言語を扱えるエンジニアの募集は着実に増加傾向にあるため、Kotlinをマスターすることで幅広く活躍できるようになるでしょう。